複数のアカウントをつくる方法は?
アカウントを複数もつメリットは?
こんな疑問にお答えします。
メタマスク(MetaMask)は、同じウォレット内に複数のアカウントを作成して使い分けができます。
アカウントの追加は3分ほどの簡単にできる作業です。
そこで本記事では、次の内容について解説していきます。
- メタマスクに複数のアカウントを作成する手順
- 複数のアカウントを作成するメリット
- 複数のアカウントを作成する際のよくある質問
本記事を読むことで、メタマスク(MetaMask)にアカウントを追加する手順が理解できます。
3分ほどで簡単にできる作業なので、ぜひ読み進めながら実践してみてください。
メタマスク(MetaMask)で複数アカウントをつくる2つの方法
メタマスク(MetaMask)で複数のアカウントをつくる方法は次の2つあります。
- 新たなメタマスクウォレットをつくる
- 既存のメタマスクに新たなアカウントを追加する
違いは次のとおりです。
いずれにしても複数のアカウントを作成できるので、続いてメリットをご紹介します。
メタマスク(MetaMask)で複数アカウントをつくるメリット
メタマスク(MetaMask)で複数アカウントをつくるメリットを3点ご紹介します。
- ハッキング対策できる
- 使い分けができる
1つずつ解説していきます。
ハッキング対策できる
メタマスク(MetaMask)で複数アカウントをつくると、ハッキング対策ができます。
たとえば自身の仮想通貨やNFTを1つのアカウントにまとめていると、ハッキングされた際にすべて盗まれてしまいます。
しかし、仮に保管用と普段使い用のアカウントを作成していれば、ハッキングされてもすべての資産を失う心配がありません。
メタマスク(MetaMask)で複数のアカウントを作成しておけば、大切な資産を守れます。
使い分けができる
メタマスク(MetaMask)で複数のアカウントを作成しておけば、さまざまな用途にあわせて使い分けができます。
たとえば、ぼくは次のような分け方をしています。
- NFTのミント用アカウント
- NFT保管用アカウント
- 仮想通貨保管用アカウント
用途によってメタマスクのアカウントを分けていれば、結果的にセキュリティ対策にも繋がります。
メタマスク(MetaMask)で複数のアカウント作成をおすすめする人
メタマスク(MetaMask)で複数のアカウント作成をおすすめするのは、あらゆるシーンでメタマスクを接続する機会が多い方です。
昨今、メタマスクの不正接続によるハッキング被害が多発しています。
しかし、資産を保管するアカウントと接続用のアカウントをわけておけば、もしハッカーによる攻撃を受けても資産を守れます。
プロジェクトサイトにメタマスクを接続する機会が多い方は、資産を分散して対策しておきましょう。
既存のメタマスク(MetaMask)にアカウントを追加する手順
メタマスク(MetaMask)に新たなアカウントを追加する手順を以下2つのパターンにわけてご紹介します。
- スマホ版メタマスク
- ブラウザ版メタマスク
図解でわかりやすく解説していきます。
スマホ版メタマスクの手順
スマホアプリのメタマスク(MetaMask)で複数のアカウントを作成する方法をご紹介します。
はじめにホーム画面中央の「アカウントマーク」をタップしましょう。
次に「新規アカウントを作成」をタップ。
複数のアカウントが表示されていれば、新たなアカウントの追加手続きは完了です。
ブラウザ版メタマスクの手順
ブラウザのメタマスク(MetaMask)で複数のアカウントを作成する手順をご紹介します。
はじめにメタマスクを起動しましょう。
次にホーム画面右上の「アカウントマーク」をクリックします。
続いて「+アカウントを作成」をクリック。
最後に「アカウント名」を入力して「作成」をクリックしましょう。
入力したアカウント名が表示されていれば、複数のアカウント作成は完了です。
メタマスク(MetaMask)で複数のアカウントをつくる際のよくある質問
メタマスク(MetaMask)で複数のアカウントをつくる際に、よくある質問をご紹介します。
複数のアカウント間で送金手続きはできますか?
はい、できます。
各アカウントにウォレットアドレスがあるので、次のステップで手続きをおこないましょう。
- 送金先アカウントのウォレットアドレスをコピー
- 送金元の「送金」を選択
- 入力欄にコピーしたアドレスを貼り付ける
Q.複数作成しているメタマスクのアカウントを別のウォレットにインポートできますか?
A.はい、できます。
たとえばブラウザ版メタマスクのアカウントをスマホ版メタマスクにインポートする場合は、次の手順で作業を進めましょう。
はじめにウォレットのホーム画面右上の「︙」をクリックします。
次に「アカウントの詳細」をクリック。
続いて「秘密鍵のエクスポート」をクリックします。
次に「パスワード」を入力して「確認」をクリック。
すると秘密鍵が表示されるのでコピーしましょう。
続いてスマホでメタマスクを起動して「アカウントマーク」をタップ。
次に「アカウントをインポート」をタップします。
最後にコピーした秘密鍵を貼り付けて「インポート」をタップ。
以上でアカウントのインポートは完了です。
メタマスク(MetaMask)で複数アカウントをつくる方法まとめ
本記事では、メタマスク(MetaMask)で複数アカウントをつくる方法をご紹介しました。
本記事の要約
- メタマスク(MetaMask)に複数のアカウントを作成する方法は2つある
- 同じウォレット内へのアカウント追加は3分ほどで簡単にできる作業
- 複数作成したアカウントは別のスマホやパソコンでも利用できる
メタマスク(MetaMask)のアカウントを複数作成すれば、NFT界隈で問題となっているハッキング問題の対策ができます。
銀行口座を分けるイメージで資産の管理もしやすいので、ぜひ活用してみてください。