パソコンやスマートフォンでインターネットサイトを見るために、必要なWebブラウザ。ChromeやEdgeなど、様々な種類がリリースされています。そんなWebブラウザの中でも最近話題となっているのが「Braveブラウザ」です。
「Braveブラウザってどこの国が運営しているの？」「Braveブラウザを中国が開発したって噂だけど本当？」「Braveブラウザについて教えて欲しい」といった方に向けて、この記事では
- Braveブラウザはどこの国が運営している？
- Braveブラウザの開発は中国という噂は本当？
- Braveブラウザとは
についてそれぞれ解説していきます。この記事を読むことで「Braveブラウザ」の運営や開発した国がわかります。是非、最後まで読んでみてください。
Braveブラウザはどこの国が運営している？
Braveブラウザを運営・開発しているのは、アメリカのBrave Software社です。JavaScriptの開発者Brendan Elich（ブレンド・アイク）氏がBrave Software社を設立し、CEOを務めます。Brave Software社はWeb技術の標準化を行うW3Cにも参加しています。
Braveブラウザの開発は中国という噂は本当？
Braveブラウザを開発した国が中国という噂がありますが、それはウソになります。先述した通り、Braveブラウザを開発・運営しているのはアメリカです。では、何故中国が開発したという噂になったのでしょうか。
怪しい物は中国産というイメージ
Braveブラウザは、まだ世間に浸透していないため「怪しい」と思う人が多くいます。Braveブラウザでは「広告ブロック」や「仮想通貨が稼げる」という特徴がありますが、世間的に浸透していない状態で上手い話を見ても「怪しい」と感じる人が大半でしょう。特に「怪しい製品は中国産」というイメージを持っている人が多くいるため「Braveブラウザを開発したのは中国」という噂が広まっているのでしょう。
開発者に中国人はいない
Brave Software社でBraveブラウザを開発した主要メンバーに中国人らしき名前は見つかりません。また、BraveブラウザはオープンソースなためGitHubでソースコードを公開しています。GitHubには開発者一覧も記載されているのですが、そこに中国人と思われる名前も見当たりません。そのため中国人はBraveブラウザの開発に関わっていないということがわかります。
Braveブラウザとは
Braveブラウザとは、ユーザファーストを掲げるWebブラウザです。Chromiumをベースにしており、Windows、macOS、Linux、iOS、Android版が存在します。オープンソースで開発していることから信頼性や透明性が高く、開発者は拡張機能など自由度の高い開発が可能です。
特徴
Braveブラウザの特徴を紹介します。
高速読み込み
Braveブラウザはデフォルトで広告やトラッカーをブロックするため、読み込むデータ量が削減されています。これによりウェブページを高速で読み込むことが可能。動作速度はGoogle Chromeの約3倍と快適動作でインターネットの利用ができます。
広告ブロック
Braveブラウザではデフォルトで広告ブロックします。ブロックする広告はWebサイトページだけでなくYouTubeやTikTokなどの動画サービスで流れる広告もブロック可能です。快適に動画や生配信を視聴したい人にオススメの機能です。
仮想通貨BATが稼げる
Braveブラウザで表示される広告を視聴することで仮想通貨BATを獲得できます。獲得した仮想通貨はbitFlyerなどの取引所で日本円に換金できるため、お小遣い稼ぎが可能です。
まとめ
今回は、Braveブラウザの運営国や開発が中国という噂について解説しました。現時点で世間に浸透していないため「怪しい」「中国産では」などと噂されているBraveブラウザですが、アメリカが開発している安全なブラウザです。Braveブラウザは「広告ブロック機能」や「仮想通貨が稼げる」など、ユーザーが喜ぶ機能を搭載しています。興味がある方はこの機会にインストールして、利用してみてはいかがでしょうか。
