会社に行かず自宅で仕事をする在宅ワークや、カフェやワークスペースなど場所に縛られないノマドワーカーなど、人によって様々な働き方が行われている昨今。最近は、「デジタルノマド」という働き方が注目されているのをご存じでしょうか。今回この記事では、「デジタルノマド」について解説していきます。
デジタルノマドとは?
デジタルノマドとは、インターネットを使用したIT系の仕事を場所に囚われずに、国を転々と移動しながらリモートで自由に働く方法です。Wi-Fiが用意されている場所でパソコン1つあれば仕事が可能。2022年時点で世界中に3500万人以上のデジタルノマドが存在し、デジタルノマドビザの発給も始まっています。ノマドとは、フランス語で「遊牧民」を表します。
デジタルノマドで出来る仕事の種類
デジタルノマドで出来る仕事の種類は以下の通りです。
- プログラマ
- Webライター
- Webデザイナー
- 翻訳家
- YouTuber
- 動画編集者
- ブロガー(アフィリエイター)
- SNS運用
- イラストレーター
- オンライン講師
- コンサルタント
デジタルノマドの働き方
デジタルノマドの働き方について紹介します。
仕事を受注
デジタルノマドとして働くために、仕事を受注する方法を紹介します。
マッチングサイトで仕事を受注する
デジタルノマドとして働く場合、フリーランスと同様、マッチングサイトで仕事を探します。日本でフリーランス向けのマッチングサイトは「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」などが用意されています。
リモートワーク可能な企業に属する
リモートワークができる企業に就職することで、デジタルノマドとして働くことが可能です。最近では「Reworker」など、リモートワーク専用の求人サイトもあるため、登録して探してみてはいかがでしょうか。
SNSで仕事を受ける
お仕事をSNSで受ける方法もあります。Xやインスタグラムでクライアントから仕事を受注し、デジタルノマドとして働きます。SNSで仕事を受ける場合、報酬が支払われない等のトラブルが発生する可能性があるため、信頼できると思っている人でもしっかりと契約書を交わすことが大事になるでしょう。
好きな場所で働く
仕事を受注したら、自分が働きたい場所で仕事をします。インターネットを利用するため、Wi-Fiが問題なく使用できるカフェやワークスペース、空港などがオススメです。旅行先のホテルでWi-Fiが使用できない場合もあるため、事前に使用できるか確認しておきましょう。
デジタルノマドのメリット
デジタルノマドのメリットを紹介します。
好きな場所で働ける
デジタルノマドでは好きな場所で働けるため、旅行しながら好きな時間に好きな場所で働けます。場所や時間に左右されないため、ストレスにならない働き方が可能です。
人間関係のストレスが少ない
デジタルノマドでは、上司や同僚など人と会うことがないため人間関係のストレスが軽減されます。仕事のやり取りはチャットツールを使用して業務の内容のみをやり取りするため、人間関係の摩擦が起こることも少なくなります。
髪型やファッションは自由
公務員や会社員の場合、スーツや髪型などが定められていますが、デジタルノマドの場合そのような制限はありません。打合せなどでは身なりを整える必要はありますが、多くの場面では自由なファッションで過ごすことができます。
デジタルノマドのデメリット
デジタルノマドのデメリットは以下の通りです。
- 収入が不安定になる
- 自己管理が必要(納期や仕事の受注など)
- 信用が低く、クレジットやローンを組めない可能性も
- 福利厚生が無い
- 確定申告しないといけない
まとめ
今回は、デジタルノマドについて解説しました。世界中を旅しながら働けるデジタルノマド。世界中で多くの人がこの働き方を実施しています。収入が安定しないというデメリットがありますが、ストレスなく自由な働き方が可能です。興味のある方は、この機会にデジタルノマドを始めてみてはいかがでしょうか。