Torブラウザとはどういったもの?使うメリットや危険性をご紹介

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Torブラウザとはどういったもの?使うメリットや危険性をご紹介

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インターネットでサイトを見るために必要なWebブラウザ。ChromeやEdgeなど様々なブラウザが用意されており、仔のみのブラウザをインストールして利用している人もいるのではないでしょうか。今回、この記事ではTorブラウザについて紹介します。

「Torブラウザってどのようなもの?」「Torブラウザを使うメリットが知りたい」「Torブラウザに危険性はある?」といった方に向けて、この記事では

  • Torブラウザとは
  • Torブラウザを利用するメリットを紹介
  • Torブラウザの危険性について調査

についてそれぞれ解説していきます。この記事を読むことでWebブラウザ「Torブラウザ」についてわかります。是非、最後まで読んでみてください。

Torブラウザとは

Torブラウザとは、「The Tor Project」によって開発されたオープンソースWebブラウザです。匿名化ネットワーク「Tor」を経由してインターネットにアクセスするので、利用者は高度な匿名性により検閲の回避やプライバシーが保護されます。Mozilla Firefos ESRをベースに開発され、WindowsやmacOS、Linuxやandroidに対応しています。匿名性の高さから、ダークウェブを閲覧する目的でも利用されることが多いブラウザです。

匿名性の高さから注目を集めているブラウザ

インターネット大量監視プログラム「PRISM」の機密文書に「特定の状況下以外でTorユーザーの匿名性を破れなかった」ことが記載されていたことから、匿名性の高さが話題になりました。監視プログラムによる監視やその他の検閲から自身を守る手段としてTor Browserが注目されています。

Torブラウザを利用するメリットを紹介

Torブラウザを利用するメリットを紹介します。

高度な匿名性で守られる

TorブラウザではTorサーバーを経由してウェブサイトへ接続されます。これにより、ウェブサイトに通知されるのは利用者のIPアドレスではなくTorサーバーのIPアドレスです。そのため、利用者のIPアドレスが閲覧するウェブサイトに漏洩する心配がなく、ハッキングなどの被害から守られます。

閲覧履歴を自動削除

Torブラウザを利用することで、ブラウザ利用終了時に閲覧履歴やCookieなどが自動で削除されます。これにより第三者が閲覧履歴を見て、プライバシーを侵害する心配が無くなります。また、TorブラウザではDuckDuckGoという検索エンジンを利用しており、ユーザーの検索履歴の保存や共有が行われません。

ダークウェブを閲覧可能

Torブラウザを利用することで、検索エンジンに表示されないダークウェブの閲覧が可能です。本来、ダークウェブを見るためにはブラウザに拡張ツールなどが必要になります。Torブラウザを利用すれば、そのようなツールを導入する手間が省けます。

Torブラウザの危険性について調査

Torブラウザを利用する上での危険性について紹介します。

通信は保護されていない

Torブラウザは、通信元のIPアドレスや位置情報などプライバシーを保護しますが、通信内容は保護されません。通信内容がSSLなどで暗号化されているわけではないので通信傍受の危険性があります。

ダークウェブへのアクセス時に注意

Torブラウザではダークウェブアクセスが可能ですが、ダークウェブは違法行為の温床です。一般人はアクセスしないことをオススメします。参考に閲覧する程度なら良いですが、誤って違法商品の購入などしないよう気を付けましょう。また、ダークウェブによってはマルウェアなどが仕組まれている所もあります。しっかりとウイルス対策等をした上で閲覧するように注意しましょう。

まとめ

今回はTorブラウザとはについて解説しました。匿名性が高く、検閲や監視プログラムから守るWebブラウザです。TorサーバーをアクセスすることからIPアドレスの追跡を防ぎ、特定なツールを導入せずにダークウェブを閲覧できます。利用時の注意点は、特にダークウェブを見る際はマルウェアや違法商品の購入に気を付けましょう。興味がある方は、この機会にTorブラウザをインストールして利用してみてはいかがでしょうか。

  • この記事を書いた人

kiyoaki45

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