Microsoft EdgeやGoogle Chromeなどインターネットを見るために不可欠なウェブブラウザ。最近はYouTubeやウェブサイトの広告ブロック機能を標準装備している「Braveブラウザ」が話題です。「Braveってどんなブラウザなの？」「Braveが怪しいって言われているけど本当？」「Braveの危険性があれば教えて欲しい」といった方に向けて、この記事では
- Braveブラウザとは
- Braveブラウザが怪しいのは本当？
- Braveの危険性を調査
についてそれぞれ解説していきます。この記事を読むことでBraveブラウザについてわかります。是非、最後まで読んでみてください。
Braveブラウザとは
Braveブラウザとは、Brave Software社によって開発されたウェブブラウザです。Googleが開発しているオープンソースのウェブブラウザ向けのコードベースChromiumをベースに、PCやスマートフォン向けに開発している。広告をブロックするアドブロック機能を標準装備し、利用者のプライバシー保護や高速化を実現しているブラウザアプリです。
Braveブラウザの特徴
Braveブラウザの特徴を紹介します。
広告やトラッキングのブロック機能
BraveはNFTなどで用いられる技術「ブロックチェーン」を使用しているため、Google等とは異なったビジネスモデルになっています。これにより、運営は広告で収入を得る必要が無くなるため、Braveでは広告やとトラッキングをブロックしています。
検索履歴や履歴が残らない
BraveではBrave Searchという検索機能を使用しており、Google Chromeで言う「シークレットモード」を搭載しています。検索履歴やサイトの訪問履歴が残らないため、プライベートな検索を実現しています。
仮想通貨が貯まる
Braveでは、Braveに許可された広告を視聴すると仮想通貨「BAT」が貯まります。貯まる額は1か月1BAT程です。日本円で1BATあたり25円程と少額ではありますが、コツコツお小遣いを貯められます。仮想通貨が貯まるブラウザは他になく、画期的なシステムです。
表示速度が高速
Braveブラウザは広告が表示されない分、ウェブサイトの表示速度が速いと言われています。Brave公式によると「PCではGoogle Chromeの3倍の速度でページを読み込む」「スマートフォンはさらに高速」と話しています。他ブラウザと比べて快適にウェブサイトの視聴が可能です。
Braveブラウザが怪しいのは本当？
Braveブラウザが怪しいと噂されていますが、実際にはそこまで怪しいブラウザではありません。怪しいと言われる一番の理由は、広告ブロック機能だけでなく仮想通貨が稼げるという点です。無料で仮想通貨が稼げることから「怪しい」と思う人も多くいるのではないでしょうか。また、現時点でBraveブラウザは利用している人が少なく、まだまだ認知度が低いブラウザです。Braveブラウザの認知度が高くなれば、今後「怪しい」と言われることは減っていくでしょう。
Braveブラウザの危険性を調査
Braveブラウザの危険性を紹介します。
海外拠点の企業が運営していること
Braveブラウザの開発や運営は、アメリカのBrave Software社。日本ではあまり知られていない企業で売り上げや利益などの企業情報が公開されていないことから安全性や信頼性の面で危険です。
個人情報の流出
Braveブラウザはブロックチェーン技術を用いて広告やトラッキングのブロックを行います。このブロックチェーン技術により、利用者の行動履歴はデータとして集められています。いくらプライバシーに特化していても、不正アクセスや情報漏洩によって個人情報が流出する可能性があるので危険と言われています。
100%安全ではない
BraveブラウザではGoogleセーフ・ブラウジングを利用しているため、フィッシングサイトやマルウェアなどの危険なサイトをブロックします。ですが、対策している詐欺サイトの場合、表示される可能性があります。100%安全というわけではないので注意して利用しましょう。
まとめ
今回は、Braveブラウザについて解説しました。まだまだ認知度が低く「怪しい」と言われているBraveブラウザ。利用者が使いやすいブラウザを目指して作られているため、快適にネットを使いたい人にオススメです。興味のある方はこの機会にBraveブラウザをダウンロードして利用してみてはいかがでしょうか。
