ChatGPTやGoogle Geminiなど様々なAIサービスがリリースされている昨今。海外製のAIに注目が集まっていますが、日本でもAIサービスを提供していることをご存じでしょうか。今回この記事では、日本企業が開発したAI検索エンジン「Felo」のAI機能やプラン、他AIとの違いについて解説していきます。
FeloはどんなAI機能?
FeloというAIは、2024年より日本の企業Sparticle社が開発しFelo株式会社が運営しているAI搭載の検索エンジンです。ここでは、FeloがどんなAI機能を持っているのか特徴について紹介します。
多言語に対応した検索
Feloの大きな特徴と言われているのが多言語に対応している点です。従来であれば、ユーザーが検索時に使用した言語を元に情報が表示されるため、海外の情報を収集したい場合は英語など他言語を使用する必要がありました。
しかし、Feloを使用することで検索ワードを翻訳する手間なくユーザーの母国語で世界中の情報を収集可能です。
SNSをフォーカスした検索
FeloのAI検索エンジンを使用することで、TikTokやX(旧Twitter)などをフォーカスした検索が可能です。世界各国のトレンドや時事ニュースなど、最新情報をリアルタイムに収集するにはSNSの情報が不可欠です。毎日世界中の最新情報を収集する人にとってFeloのSNSをフォーカスした検索は大いに役立つことでしょう。
動画の要約も可能
Feloの検索エンジンでは、ユーザーの検索に基づいた関連動画の表示だけでなく、動画内容の要約も可能です。検索結果で表示された動画を選択することで画面右側に動画の要約が表示。動画を見る前に動画のストーリーや要点を把握できます。
ビジネスのリサーチや新たなスキルの学習の際に、動画の視聴時間を節約して要点を理解できます。
AI生成機能
Feloには検索エンジン以外に様々なAI生成機能も用意されています。
例えば検索結果のパワーポイントのスライド形式に変換できる「プレゼンテーション作成機能」や検索結果をマインドマップ形式にまとめられる「マインドマップ機能」。作成したい画像を文章で入力するだけで生成できる「画像生成機能」などが用意されています。
Feloに無料プランはある?
Feloには有料プランと無料プランの2つのプランが用意されています。ここでは無料プランと有料プランで出来ることや、有料プランの金額について紹介します。
無料プランで出来ること
Feloの無料プランでは、一通りの機能は使用可能ですが使用回数に制限があります。AI機能を使用するために必要なクレジットが毎日200クレジット追加となっており、プロフェッショナル検索は1日5回までとなっています。また、ファイル分析も1日3回までとなっているので満足いくまで使用するには日を跨ぐ必要があるでしょう。
有料プランで出来ること
Feloの有料プランに加入するとすべての機能が使用可能で、月間15000クレジットに加えて毎日200クレジットが追加になります。
プロフェッショナル検索や様々なAI生成機能を制限無く使用できるので、毎日仕事でAIツールを使用する人におすすめのプランと言えるでしょう。
有料プランの金額
Feloの有料プランには月額プランと年間プランがそれぞれ用意されています。加入するプランによって使用可能な機能の違いはありませんが、長くFeloのAI機能を使用する予定の人は年間プランが安いのでおすすめです。
月額プランと年額プランの金額は以下の通りです。
- 月額プラン:2,099円/月
- 年額プラン:20,998円/年(月額換算:1750円/月)
クレジット使用量
FeloのAI機能を使用する際はクレジットが必要です。ここではFeloで使用できる機能と必要なクレジット数を一部抜粋して紹介します。
- プロフェッショナル検索:15クレジット/回
- AI Webページの生成:375クレジット/回
- AIスライド生成:100クレジット/回
- マインドマップツール:15クレジット/回
- 画像生成:50~300クレジット/回
Feloと他AIの違い
どのAIを使用するか悩んでいる人に向けて、Feloと他AIの違いについて一覧で紹介します。
| 比較内容 | Felo | Genspark | Gemini |
| 開発元 | Sparticle社(日本) | MainFunc社(アメリカ) | Google社(アメリカ) |
| 料金 | 無料〜月額2,099円 | 無料~月額約40,000円 | 無料〜月額約37,500円 |
| 特徴 | 日本語の処理性能が高い | 複数のAIの連携によって情報の収集や分析に長けている | 様々なサービスと連携 |
| 生成機能 | マインドマップ・スライド(PPT)・LiveDocなど | 画像生成・動画生成・検索情報からWebページ生成など | ドキュメント・音声・クイズ・インフォグラフィックなど |
Feloの使い方
これからFeloの使用を考えている人に向けて、Feloの使い方について紹介します。
アカウントを登録
Feloはアカウントを登録しなくても使用できますが、履歴や過去の質問を保存できるのでアカウント登録することをおすすめします。
アカウントを登録するには、Feloの公式サイトにアクセスし、画面右上にある「登録」ボタンを押下。ウィンドウが表示され、Googleアカウントの選択やEmailアドレスなどを入力してアカウントを登録します。
検索窓に入力して使用
アカウント登録が完了したら、画面にある入力欄に調べたい内容を入力しましょう。入力する内容は、検索キーワードを入れるのではなく「~について教えて欲しい」など自然な言葉で語り掛けることでAIが意図を正確に読み取ってくれます。
また、検索欄下からフォーカスを選択できます。「Web検索」や「SNS検索」、「論文検索」や「Xの検索」など状況に応じて使い分けると良いでしょう。
ファイルをアップロードして要約可能
Feloで入力するテキストボックスにドキュメントファイルや画像ファイルをドラッグすることで要約などをAIが回答してくれます。AIの回答に疑問点がある場合は、回答下部にある追加質問の選択や再度テキストボックスに質問内容を入力することで情報を深掘りできます。
マインドマップやスライドの生成
Feloでは、AIから得た回答を基にマインドマップやスライドが生成できます。AIの回答下部にある「回答を変換」ボタンをクリックすることで、マインドマップやスライドなどが生成可能です。
また、「回答を変換」ボタン横にある「エクスポート」ボタンをクリックすることでPDFやテキストファイルとして回答を保存できます。
まとめ
今回は、日本で作られたAI検索エンジン「Felo」のAI機能についてや他AIとの比較、使い方について解説しました。
Feloの最も大きな特徴は、多言語に対応した検索が可能な点です。従来のAIでは、海外の情報を収集するには海外の言語で質問しなくてはいけません。しかし、Feloでは日本語で質問しても海外の情報を集めて回答してくれるため、海外の情報を収集したい人に優れたAI検索エンジンと言えるでしょう。
無料でも利用可能なので、興味のある方はこの機会にFeloを利用してみてはいかがでしょうか。




