Googleを筆頭に様々な種類が登場している検索エンジン。最近ではプライバシー保護を目的としている検索エンジンが注目を集めつつあります。今回この記事では、プライバシー保護を目的としたプライベート検索エンジン「Disconnect Search」とはどのような検索エンジンか、仕組みや使い方を解説していきます。
Disconnect Searchとは
Disconnect Searchとは、元Googleの社員が開発したと言われているプライベート検索エンジンです。「Disconnect」という企業がオープンソースのブラウザ拡張機能やモバイルアプリを開発しています。過去にはセキュリティ重視のTorブラウザのデフォルト検索エンジンに採用されていたが、現在はその座をDuckDuckGoに奪われています。
拡張機能も人気
Disconnect社はAndroidやiOS向けにトラッカー防止のアプリを公開していますが、Chrome向けにも拡張機能を公開しています。
拡張機能をインストールすることで検索履歴や閲覧履歴の追跡などをブロックできるようになります。この拡張機能は2016年のニューヨークタイムズ誌より最優秀プライバシーツールに選ばれているなど、非常に評価が高い人気のツールです。興味のある方は、ChromeやFirefoxブラウザの拡張機能で「Disconnect」と検索して利用してみてはいかがでしょうか。
Disconnect Searchがプライバシーを守る仕組み
Disconnect Searchがプライバシーを守る仕組みについて解説します。
拡張機能で検索を保護
Disconnect Searchは、独自のクローラーを持っているわけではなく、検索も自前の物を実行するわけではありません。拡張機能を開発し、GoogleやBingなどの主要検索エンジンの検索にプライバシーを保護する機能を加えています。
無断のサードパーティトラッカーをブロックし、プライベートな検索や快適なインターネットを可能にしています。
サーバー経由で暗号化
Disconnect Searchでは、VPNのようにサーバー経由で検索キーワードなどの送信データを暗号化して検索しており、検索履歴などの個人データは保存していません。
VPN的な暗号化の仕組みですが、VPNは全てのネット通信を保護するのに対して、Disconnect Searchは検索データのみを保護しています。
Disconnect Searchの使い方
Disconnect Searchの使い方は、公式サイトにアクセスする方法とブラウザに拡張機能をインストールして利用する方法があります。それぞれ紹介します。
公式サイトにアクセスして利用
Disconnect Searchの公式サイトにアクセスし、検索キーワードを入力してエンターキーまたは検索します。公式サイトで検索する際に使用している検索エンジンはDuckDuckGoです。検索後はDuckDuckGoの検索結果一覧画面が表示されます。
デフォルトの検索エンジンとして使用する
ブラウザのデフォルト検索エンジンにDisconnect Searchを設定して使用する方法を紹介します。
Firefox
FirefoxでDisconnect Searchをデフォルトの検索エンジンに設定するには、公式サイトにアクセスし検索用のテキストボックスを右クリック。メニューの中から「検索エンジンを追加」を選択します。
その後、ブラウザ右上の三線アイコンから設定画面を開き、左メニューより検索を選択。画面上部にある「既定の検索エンジン」でDisconnect Searchを選択するとデフォルトの検索エンジンに設定完了です。
その後は、URLに検索キーワードを入力してエンターキーを押すと、Disconnect Searchにアクセスして検索します。
拡張機能をインストールしてトラッカーをブロックする
ブラウザの拡張機能に「Disconnect」を追加することで、通常使用している検索エンジンでマルウェアや個人情報の盗用を助長するトラッカーをブロックできます。インターネットに蔓延る様々な追跡からプライバシーを保護しましょう。
https://twitter.com/hataoka_1year/status/717549738380275712
対応ブラウザ
拡張機能が対応しているブラウザは、以下の通りです。使用しているブラウザの拡張機能を追加するストアページで「Disconnect」を検索して、詳細画面より拡張機能をインストールしましょう。
- Firefox
- Google Chrome
- Microsoft Edge
プライベート検索エンジンを使用するメリット
プライベート検索エンジンを使用するメリットについて紹介します。
キーワードに基づいた検索結果が得られる
プライベート検索エンジンを使用することで、キーワードに基づいた精度が高い検索結果を得ることが可能です。Googleなど大手検索エンジンでは、広告の表示やユーザーの好み、IPアドレスに基づいた結果などを表示するため、偏った検索結果となりフィルターバブルが発生する可能性があります。
プライベート検索エンジンを使用することでキーワードに沿った公平な検索結果を得られるでしょう。
プライベートが守られる
プライベート検索エンジンを使用することで、検索履歴や個人データなどの保存や収集が行われません。
Googleではユーザーの検索履歴や閲覧サイト等からターゲティングを絞った広告を表示しています。これによりGoogleは、ユーザーから収集したデータを広告サービスに送信していることがわかるでしょう。
プライベート検索エンジンを使用することで、プライベートが守られて安心したブラウジングが楽しめます。
快適なネットサーフィンが可能
プライベート検索エンジンを使用することで、快適なネットサーフィンが可能になります。プライバシー保護に重点を置いている多くのプライベート検索エンジンでは、検索結果の広告表示が少なくなっています。
また、トラッカーや位置情報による結果表示などブラウジングを重くする機能や、サイトを検閲する処理なども無いことから検索結果が高速と言われています。
プライベート検索エンジンを使用することで、検索結果が表示されるまでの待ち時間が解消されるでしょう。
その他のプライベート検索エンジンを紹介
今回紹介したDisconnect Search以外におすすめのプライベート検索エンジンは以下の通りです。新たな検索エンジンを探す際の参考にすると良いでしょう。
- DuckDuckGo
- Startpage
- Ecosia
- Qwant
- Gibiru
https://twitter.com/DuckDuckGo/status/2019068249523007609
まとめ
今回は、Disconnect Searchとはどのような検索エンジンか、仕組みや使い方について解説しました。
Disconnect Searchとは、ブラウザの拡張機能「Disconnect」を提供している企業が開発した、プライベート検索エンジンです。プライバシーを保護する仕組みとしてDuckDuckGoなどの検索エンジンを使用し、検索時に拡張機能を使用してトラッカーをブロック。プライベートな検索を可能にしています。
使い方は、サイトにアクセスして検索するか、Firefoxブラウザの場合はデフォルトの検索エンジンに指定して利用できます。
プライベート検索エンジンに興味のある方は、この機会にDisconnect Searchを利用してみてはいかがでしょうか。





