インターネットでサイトをキーワード検索する時に、必要となる検索エンジン。GoogleやBingなど様々な種類が公開されており、どれを使うか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
今回この記事では、メタ検索エンジンとして人気のSearXとはどのような検索エンジンかについて解説していきます。
SearXとは
SearXとは、オープンソースで開発されている検索エンジンで、GoogleやBing、Yahooなど複数の検索エンジンを使用して結果を表示するメタ検索エンジンです。SearXが利用している検索エンジンは約82種類と言われています。
また、SearXはユーザーのプライバシー保護を目的に開発されているため、検索履歴やユーザーのIPアドレスなどの収集や共有は行われず、安心して利用できる検索エンジンと言えるでしょう。
https://twitter.com/sanchoyai/status/1889276261861908958
SearXNGという後継も
SearXはオープンソース開発ということもあり、オンライン上のコミュニティがSearXをフォークしたSearXNGという後継機を開発しています。検索結果の統合能力やパフォーマンス、開発の活発さではSearXより優れていると言われており、高速で現代的なプライバシー重視のメタ検索エンジンとして注目を集めています。
メタ検索エンジンの仕組みとは
メタ検索エンジンの基本的な仕組みは、入力されたキーワードを複数の検索エンジンに送信して取得した結果を表示するという方法です。メタ検索エンジンには「統合型メタ検索エンジン」と「非統合型メタ検索エンジン」が存在します。
検索方法や取得方法が異なるので、それぞれ特徴を紹介します。
非統合型メタ検索エンジンの特徴
非統合型メタ検索エンジンの特徴は、キーワードを入力して検索する際に対象となる検索エンジンを選択できる特徴があります。
検索エンジンによっては、ウェブサイト検索以外にニュースや画像、天気など様々なものが検索可能です。自分で検索エンジンを選ぶことで、望んだ検索結果を得られるでしょう。
非統合型メタ検索エンジンのサイト
非統合型のメタ検索エンジンが利用できるサイトは以下の通りです。
- 検索デスク
- 便利コム
- 検索上手
https://twitter.com/memoriesofhp/status/1998606682637906096
統合型メタ検索エンジンの特徴
統合型メタ検索エンジンの特徴は、キーワードを入力して検索すると様々な検索エンジンから取得した検索結果を1つにまとめて表示します。検索の度に対象となる検索エンジンを選ぶ必要が無く、Googleなどと同じ感覚で利用可能です。
表示される検索結果は、一般的に検索エンジンで上位表示されているページから順に表示されます。検索表示に広告が表示されないため、メタ検索エンジンでの利用を禁止しているサービスも存在します。
最近では、複数のオンライン旅行サイトで値段を比較できるサービスもメタサーチと呼ばれ始めています。
統合型メタ検索エンジンのサイト
統合型メタ検索エンジンを利用できるサイトは以下の通りです。
- SearX
- Ritlweb
- じゃらん
- Booking.com
- トリバゴ
https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/877736922029867008
SearXのプライバシー保護など安全性は?
SearXの安全性について紹介します。
ユーザー情報を収集しない
SearXは、ユーザーの検索履歴やIPアドレス、追跡クッキーなどを保存しません。これによりプライバシーが保護され、ターゲティング広告なども表示されません。
オープンソース
SearXはオープンソースとしてコードが公開されているので、第三者によって内部構造が確認できます。もし、SearXが掲げている「ユーザー情報を保存しない」という情報がウソで実は保存していたという場合、保存している処理がコード内に存在するため多くの開発者から指摘や非難されていたでしょう。
現時点でそのような声はないので、SearXが掲げている施策通りに開発された安全性の高い検索エンジンと言えるでしょう。
分散型サーバーを利用
SearXは、分散型サーバーとなっており利用時に公開されている複数のサーバーから選択します。分散型サーバーを利用することで大手検索エンジンにユーザーの行動履歴を提供しません。
また、公開されているサーバーは、通信速度や安全性なども公開しています。自分にとって一番良いと思うサーバーを選んで利用しましょう。
SearXをデフォルトの検索エンジンに設定する方法
ブラウザでSearXをデフォルトの検索エンジンに設定する方法を紹介します。
Google Chrome
Chromeブラウザの場合、拡張機能をインストールする方法と手動で設定する方法があります。それぞれ解説していきます。
拡張機能をインストール
Chromeウェブストアを開きSearXを検索します。「SearX Search Provider」の詳細ページを開き「Chromeに追加」ボタンを選択するとChromeに拡張機能がインストールされます。
インストール後は自動でデフォルトの検索エンジンに設定されます。URL欄に検索キーワードを入力してEnterキーを押すとSearXで検索するので試してみましょう。拡張機能を削除することでデフォルトの検索エンジンも解除されます。
手動で設定
Chromeの設定より手動でSearXをデフォルトの検索エンジンに設定します。Chromeブラウザの右上にある三点アイコンより設定画面を開きます。
左メニューから「検索エンジン」を選択し、「検索エンジンとサイト内検索を管理する」を選択。管理画面の「サイト内検索」欄の右にある「追加」ボタンを選択し、設定ウィンドウを表示します。名前に「SearX」を入力し、ショートカットは任意の値を入力。URLに「https://searx.org/search?q=%s」を入力して保存ボタンを押します。
一覧に追加された「SearX」の右側にある三点アイコンを選択し「デフォルトに設定」を選択すると完了です。
Firefox
Firefoxの場合、拡張機能が無いのでデフォルトの検索エンジンを手動で設定します。
ブラウザ右上にある三点アイコンより設定画面を開き、左メニューより検索を選択。画面をスクロールし、検索ショートカット一覧の下にある追加ボタンを選択します。
検索エンジン名に「SearX」、検索エンジンのURLに「https://searx.org/search?q=%s」、キーワードは空欄でも大丈夫です。入力後「検索エンジンを追加」ボタンを選択します。
最後に設定画面上部の「既定の検索エンジン」で「SearX」を選択すると設定完了です。
まとめ
今回は、SearXとはどのような検索エンジンか、メタ検索エンジンの仕組みについて解説しました。
SearXとは、複数の検索エンジンの検索結果を表示する統合型メタ検索エンジンです。プライバシー保護を目的に開発しているため、ユーザーが安心して利用できる検索エンジンです。
メタ検索エンジンの仕組みは、検索時に複数の検索エンジンにキーワードを送信。返ってきた検索結果をまとめて検索結果として表示しています。
興味のある方は、SearXの他にも様々なメタ検索エンジンが公開されているので、利用してみてはいかがでしょうか。





