ここ数年web3.0という言葉と、メタバースという言葉がニュースなどでよく聞かれるようになりました。とはいえ、web3.0とメタバースともにイメージがつかない人も多くいるのではないでしょうか。本記事では、そんなweb3.0とメタバースについてわかりやすく解説し、みなさんが時代に取り残されないようにしていきます。
早速web3.0とはなにか勉強していこう
Web3.0とは「次世代の分散型インターネットの時代」という新しい概念です。とはいえ「次世代の分散型インターネットの時代」と言われてもピンとくる人は少ないはずでしょう。Web3.0を理解するには、web2.0を理解するのがわかりやすいです。それではweb2.0とweb3.0をそれぞれ比較してみていきましょう。
Web2.0とは何か?
Web2.0とは従来型のインターネットの仕組みをイメージです。インターネットを管理している存在があり私たちはその中でサービスを利用します。インスタグラムなどはmeta社が運営しており、私たちの情報はmeta社にすべて蓄積されていきます。このようにサービスが1つのプラットフォームに依存していることをweb2.0と呼びます。
Web3.0はどうなっているのか
Web3.0はweb2.0と比較すると、1つのプラットフォーマーに依存していないことが特徴です。分散型インターネットという仕組みを使うことで、管理者に依存せずにサービスを利用することができることができるようになります。ここで利用されているのが仮想通貨で使われているブロックチェーン技術であり、web3.0の根幹を支えているといっても過言ではないでしょう。なお、プラットフォーマーがいないことで、利用コストが安くなったり情報漏洩のリスクが低下する一方、情報は自分で管理をしないといけなくなるといった点は注意が必要です。
実は身近なメタバースについて知っていこう
次はメタバースについて知っていきましょう。メタバースとは実世界を模倣したり、まったく新しい世界の中に没入することのできるデジタル空間を指しています。新しいデジタル空間で人々と交流できるようになっているのが特徴です。昨今はメタバースをビジネスに取り入れる企業も多く、不動産業界などでは内見をメタバースで実施するといったことも行われています。また、meta社のmetaもこのメタバースからとられており、今後メタバースの領域を強く推進していこうという意思が伝わります。
メタバースの利用例を確認
先ほどはメタバースが不動産に利用されている例を確認しましたが、他にどのような形でメタバースは利用されているのでしょうか。一覧で簡単に見ていきましょう。
- メタバース世界での音楽イベント
- メタバース世界での美術館の展示会
- メタバース世界でのeスポーツ
- メタバース空間での旅行
このように様々なイベントでメタバースが利用されており、これ以外のも多数の利用例が存在しています。今後は自宅で様々なイベントが体験できるかもしれないと考えると、非常に注目の技術であることは間違いないでしょう。
まとめ
本記事では、web3.0とメタバースについて解説していきました。つい最近までできなかったことが新しい技術でできるようになっていくのは時代の流れが非常に早いということを感じますね。私たちはこういった新しい技術をうまく利用することが求められていくので、常に情報はキャッチしていきましょう。ご覧いただきありがとうございました。